2010.7.28 09:52
かつては遊園地が定番だったデパートの屋上、略して「デパ屋(おく)」に変化が現れている。5月末、日本最古のデパ屋遊園地が閉園。代わって主流となっているのが“オトナの遊び場”としての活用法だ。ビアガーデンやフットサル場など、新たなエンターテインメントの場に模様替えされている。(道丸摩耶)
夕方から「乾杯!」
「昼間はお弁当を食べたり緑を楽しんだりしてくつろぐお客さんも多いが、夜になると人出がやむ。そこで、夜も楽しめる空間にしようと企画しました」
日本橋高島屋(東京都中央区)が今年5月から屋上で始めたのは、アイリッシュパブ風のおしゃれなビアガーデンだ。高島屋広報・IR室の三尾まゆみ係長によると、屋上には以前、ゴーカートなどの子供用遊具があった。ゾウを飼ったり観覧車があったりした時期もあったという。
しかし、最近は遊具で遊ぶ子供が減り、爬虫(はちゅう)類や金魚を扱う屋上のペットショップの客足も鈍るようになった。そこで5年前に庭園とカフェを、今年からはビアガーデンをオープンさせた。
150席が配置されたビアガーデンは、夕方4時から。開店直後は買い物帰りの女性が多いが、午後6時を過ぎるとスーツ姿の会社員が目立ち始める。午後8時で閉店だが、天気の良い日は満席となることも多い。
デパート…新たな次代へ
財布のヒモも緩みそう?