iPadで「鉄オタ」つかめ 全国初、都がコンテンツ

2010.7.29 08:50

来月にも東京都交通局が米アップルの「iPad」と「iPhone」に配信予定の駅立体地図(都営地下鉄大江戸線「新宿西口駅」)。配信する鉄道写真は現在、厳選中という(都交通局提供)

来月にも東京都交通局が米アップルの「iPad」と「iPhone」に配信予定の駅立体地図(都営地下鉄大江戸線「新宿西口駅」)。配信する鉄道写真は現在、厳選中という(都交通局提供)【拡大】

 鉄道ブームを背景に、東京都が国や全国の自治体に先駆けて、米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」と高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」に専用アプリケーションを提供することが28日、分かった。

 都交通局は8月にも、駅の立体地図など乗客向けの情報だけでなく、ほかでは入手不可能なオリジナル秘蔵写真や動画コンテンツを配信し、鉄道ファンの取り込みを図る。

 都交通局は、既にコンテンツ制作会社との契約を終え、今後は同社を通じてアップル社と契約、8月中の配信を目指す。契約期間は平成23年3月までだが、更新もあるという。

 初回配信では、都内唯一の路面電車、都電荒川線の高画質の鉄道写真や、「日暮里・舎人ライナー」の運転席から撮影した臨場感のあふれる動画のほか、106駅分の立体地図、同局の広報紙を予定。

 もちろん、配信料は無料だ。動画も年2回の更新を予定している。

 近年、マスコミでも「鉄ちゃん」や「鉄子」という鉄道ファンの男女を意味する言葉が頻繁に使われるなど、鉄道人気は高まっており、同局は「これまで紙媒体で伝えてきたことをデジタル配信することで、効率的に情報発信できるはず。鉄道ファンを取り込み、利用者を増やしたい」と意気込んでいる。

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