電機大手8社中7社が黒字転換 4~6月期、エコP追い風、反動警戒   (1/2ページ)

2010.7.30 19:39

 日立製作所など電機大手8社の2010年4~6月期連結決算が30日、出そろった。エコポイントを追い風に薄型テレビなどデジタル家電の好調を受け、NECを除く7社が最終黒字に転換。東芝が4~6月期として過去最高の営業利益を記録するなど、金融危機で急降下した前年同期からV字回復を達成した。

 ただ、11年3月期の業績予想は、日立など5社が据え置き、景気減速への警戒感をにじませた。

 「急に在庫調整が終わり、消費が少し戻ってきたので、(業績の)上がり方が予想よりも早かった」

 日立の三好崇司副社長は30日の記者会見で、営業損益、最終損益ともに黒字転換した要因をこう分析した。

 各社の業績回復を牽引したのは、薄型テレビだ。日立は販売台数が前年同期に比べて24%増加。民生機器事業の営業損益は71億円の黒字と、前年同期の135億円の赤字から急回復した。

 ソニーはテレビの販売台数が6割増と大幅に伸び、テレビ事業は4~6月期としては8年ぶりに黒字を計上した。東芝も薄型テレビの販売台数が7割増えた。

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