がん保険 生損保各社が強化 先進医療高度化 保障も多彩に (1/2ページ)

2010.7.30 05:00

 がんになった際、さまざまな保障を受けられるがん保険が、生命・損害保険各社から相次いで発売されている。年間死者が34万人を超え、国民病ともいえるがんだが、先進医療が高度化し、保険のニーズが多様化しているためだ。銀行の定期預金と融合した商品や、女性特有のがんに焦点を当てた商品など、保障内容やアイデアに、各社が知恵を絞っている。保険業界は、高齢化が進むなか、「生きるリスク」への保障に力を入れ始めており、今後も競争が激化する見通しだ。

 カーディフ損害保険は今月、北都銀行(秋田市)が発売する「ガン保障付定期預金」の保障の提供を始めた。同行で定期預金を組み、がんと診断された後、90日を超えて入院した場合、定期預金額の半額が保険金として支払われる仕組みだ。「がんへの恐れや不安が大きいところに着目した」と広報担当者は話す。

 ネット販売専門のネクスティア生命保険も今月、定期タイプと終身タイプの保険の発売を開始。ネット生保ならではの割安な価格で保障を提供する。がん保険の老舗・アフラックは6月、女性向けのがん保険を発売。30、40代の女性をターゲットにした。外池徹社長は「女性特有のがんは二次的な治療など長期にわたる場合がある。前向きに生きる女性を応援したい」と狙いを説明する。

 

注目サイト