足利英幸・ボシュロム・ジャパン社長「『目の健康』提供する総合企業に」 (1/2ページ)

2010.7.30 05:00

 --日本のコンタクトレンズ市場の現状は

 「コンタクトレンズ装用者は現在、約1900万人で、少子化などの影響で微減の傾向にある。年齢層では20~30代が中心だ。一方で、40歳以上にもすそ野が広がりつつあり、当社が発売した遠近両用タイプの『メダリスト マルチフォーカル』は好調だ」

 「ただ、少子化による市場縮小に加え、景気悪化などの影響で低価格志向が進んでおり、競争は激しい。さらに、装用期間を超えて利用するなど、レンズを適切に扱わないことで眼疾患に悩む利用者が増えているという問題が深刻になってきている」

 --そうした中でボシュロム・ジャパンはどのような戦略で臨むのか

 「いたずらに価格競争に走るのではなく、品質を重視している。また、不適切な方法で使用して健康に被害が及んでは元も子もない。このため昨年からは、眼科医や医療関係者などと連携し、店頭などを通じた正しいレンズケアの啓発活動に力を入れている。3月には消毒力の高さが特長の洗浄液『レニュー』を消費者に特長が分かるようなパッケージに刷新し、『レニュー フレッシュ』『レニュー センシティブ』として発売した。また、コンタクトレンズのほかにも、製薬部門で取り扱う加齢性の眼疾患を意識する人のためのサプリメントや、白内障向けなどの手術用器械の事業も拡大しているところだ」

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