□四輪技術本部第二カーライン長・竹内尚之さん(55)
スズキの主力小型車「スイフト」がフルモデルチェンジし、9月18日に発売される。売りは「燃費」「走り」「デザイン」「安全性」の総合力。開発責任者の竹内尚之四輪技術本部第二カーライン長に聞いた。
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--現行モデルは世界124カ国で累計180万台売れた
「日本をはじめ、欧州、アジア諸国でたくさんのご愛顧をいただいた。なぜこれだけの支持を得られたのか調査したところ、ハンドリングの良さと外観のデザインが高く評価されていることが分かった」
--フルモデルチェンジに際し、目指したのは
「われわれ技術陣の開発のコンセプトは『モアスイフト』。もっとスイフトらしくという気持ちを込めている。せっかく世界に浸透し始めているのだから、その特徴に磨きをかけることを目指した。具体的には、より多くのドライバーにハンドリングを楽しんでもらえるよう走行性能を鍛え上げ、外観のデザインも今のイメージを残しつつさらに洗練するよう努めた。もちろん、関心の高まっている燃費や安全性の改善も追求した」
--どんな車に仕上がったか
「新型車台の採用により直進時と旋回時の安定性が増した。車体の全長は3.85メートルと現行モデルより95ミリ伸びたものの、軽くて強い高張力鋼板の多用などで重量は約10キログラム軽くなった。これは機敏な走りにつながる。路面条件の悪い欧州で走行テストを重ねサスペンションを強化したため、乗り心地も良くなった。吸排気の効率を向上した新型エンジンとエンジンの性能を最大限に引き出すCVT(無段変速機)を採用したことで、加速性能の向上と燃費改善も実現できた。燃費は現行モデルの標準タイプが1リットル当たり21キロメートルなのに対し、新モデルは23キロメートルだ」