【開発物語】ムーンスター「カロリーウォークプラス」 (1/6ページ)

2011.2.22 05:00

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忙しい女性へ 履いてダイエット

 ≪STORY≫

 「気になっていた太ももが引き締まった」「履き心地がいい」「毎日のコーディネートに合わせやすい」-。

 老舗の靴メーカー、ムーンスター(旧月星化成、福岡県久留米市)が昨年8月に発売した「カロリーウォークプラス」を履いた女性たちの感想は、一つの商品に対するものとは思えないほど多様だ。「オフィスでも履けるシェイプアップシューズ」のコンセプトが働く女性の共感を集めており、急拡大しているトーニング(引き締め)シューズ市場の活性化にも一役買っている。

 誕生のきっかけは、革靴商品企画課マーチャンダイザー(MD)の井村学さんが偶然目にしたウオーキングに関するアンケート結果だった。

 それによると、「現在ウオーキングをしている」の12.9%に対し「過去にしたことがあるが、今はしていない」が42.3%に上っていた。そして最も目を引いたのが「今はしていない」理由として「時間がなくなったから」(42.6%)が最も多かったことだった。

 同社は2003年からカロリー消費を促す新型シューズ「カロリーウォーク」を他社に先がけて販売していた。独自の低反発衝撃吸収素材「アブソレン」を靴底部分に埋め込み蹴り出し時の力を分散、吸収。心地よく足に負担をかけ、ダイエット効果を生み出す仕組み。ただ、これまでの商品はウオーキングを想定したスニーカータイプだった。

 「この技術を使い、歩きたいけど時間のない女性がオフィスで使えるシューズが作れれば」。井村さんの頭の中で閃光(せんこう)が走った。

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