■IT駆使した次世代の鉄工所
アルミニウム加工をメーンに精密機械部品を製造するほか、ハイテク装置などを手がける。IT(情報技術)を駆使し、「多品種、小ロット、単品の無人化加工」を実現した“次世代の鉄工所”として知られる。
独自の「HILLTOP SYSTEM(ヒルトップシステム)」は、アルミ加工に特化し、ものづくりの考え方を根本から変えた生産プロセス統括システム。「職人技」とされる技術を数値化し、全社的な知的財産としてデータベースするため、だれでも技術を簡単に使えるのがポイントだ。
ルーチンワークは徹底的に機械化し、社員にはクリエーティブなチャレンジとレベルアップを常に求める。OJTと人材育成カリキュラムもあり、新入社員のほとんどが「早い人なら半年で先輩の技術をマスターして追い越す」(山本昌作副社長)という。
多軸のNC(数値制御)工作機械とパソコンをオンラインで結んで精密加工していく仕組みで、従業員の仕事は知的で付加価値の高いプログラミングがメーン。同社ではオフィスが“生産現場”になる。現場に設置された各種工作機械は、パソコンとリンクするコピー機やファクシミリなど出力機器のような位置付けとなる。