ヤマハ発 原付きスクーター過去最多26万台リコール ブレーキが利かなくなる恐れ

2011.10.18 18:25

 ヤマハ発動機は18日、ブレーキ操作ができなくなる恐れがあるとして、「ジョグ」や「ビーノ」など2006年3月から今年10月までに生産された原付きスクーター9車種26万5919台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。同社が届け出たリコール件数としては過去最多の規模となった。

 同社によると、今年1月、福岡県の男性が運転中にブレーキが利かなくなり転倒して骨折する重傷を負った。ほかに昨年12月~今年2月、計5件の物損事故が起きた。

 ブレーキやアクセルケーブルの防水対策が不十分で、ケーブル内に入った水が氷点下になると凍結し、ブレーキやアクセル操作ができなくなる恐れがあるという。同社は、ブレーキハンドルに防水カバーを取り付けるなどの対策を行う。利用者からの報告で不具合が判明した。

 また、リコール対象車種を含むスクーター10車種27万3262台を、加速装置の不具合でエンジンの回転が下がらずスピードが落ちない恐れがあるとして、改善対策を同省に届け出た。