■節電後押し LEDより安く
原発再稼働のめどが立たない中、夏に続いて今冬も全国的に電力の供給力不足が深刻化する可能性がある。こうした事態は来年以降も続き、長期化するとみられるだけに、抜本的な省エネ対策が不可欠だ。
最も効果的な対策は、照明分野の対策を強化すること。例えばオフィスの場合、1年間の消費電力量のうち照明の占める割合が約4割と最も多いからだ。
このため、省エネ・長寿命を特徴とするLED(発光ダイオード)照明の市場が着実に拡大している。ただ、LEDを投入するには、まだまだ多額の初期投資を要し、その分を回収するには長い年月が必要となる。二の足を踏むユーザーは決して少なくない。
こうした事情を背景に、テックリンク(東京都大田区)が販売に力を入れているのが「ECOミラー」という高性能タイプの蛍光灯用照明反射板だ。
反射板の素材は、古河電気工業が生産しているPET樹脂系の素材。素材の表面はビールの細かい泡のような微細気泡が形成されており、そこに当たった光が拡散反射し、光が照らす面積がぐんと広がるのが特徴だ。この反射板を設置すれば、蛍光灯の本数を半分にしながら、従来とはほとんど変わらない照明環境を実現する。