NTT東日本と西日本が、2月から光サービスの月額料金とほぼ同額で利用できるモバイル通信サービスを提供することが25日、分かった。光回線と無線データ通信をセット販売することで、実質的な固定・携帯の一体サービスを提供する。3月から同様のサービスを提供するKDDIに対抗し、光サービスの顧客獲得に結びつけたい考え。
NTT東西両社は、光サービスとインターネット接続事業者などが提供する無線通信サービスを組み合わせた「フレッツ光モバイルパック」を昨年2月から提供しているが、月額でマンションは合計7000円前後、戸建ては9000円前後と高額。
これに対しNTT東が2月から新サービスとして提供するのは、日本通信が販売しているデータ通信サービス「ビーモバイル」と光サービス、無線LAN用ルーターのセット。NTTコミュニケーションズのネット接続料込みで、マンションは月額5445円、戸建ては7335円と、既存サービスより2000円前後安く設定した。フレッツ光の契約者は光サービスとネット接続料の料金に数百円を上乗せすれば無線データ通信を利用できる。
NTT西の同様のサービスは、開始が2月下旬から3月にずれ込む見通し。
日本通信のビーモバイルはNTTドコモのネットワーク設備を使用し、通信速度が最大毎秒100キロビットとドコモの「FOMA」に比べ140分の1の速度だが、メール送受信やネット検索には支障なく安く利用できる。