■第3の資産・宝飾品リフォーム
自宅で眠る宝飾品(ジュエリー)の価値を高めたい-。そんな思いで、中古ジュエリーの仕立て直しや販売などを手がけるのが、アイデクト(東京都港区)だ。その展開を強化する一環で同社は、サービス拠点を大幅に拡充する。現在の約10店舗から段階的に増やし、2014年8月期に5倍の50店舗態勢を確立したい考えだ。
同社の中古ジュエリー事業は「売る」「買う」「直す」「変える」という広範なニーズに応える点が特徴。中古品の買い取りやリフォームなどの各分野に特化した業者が多い中、“総合的な視点”からジュエリーの活かし方を提案してきた。
サービスの流れはこうだ。デザインが古くなり長年付けていなかった0.5カラットのダイヤモンド指輪の使い道に悩む来店者の場合、店舗で「ジュエリーカルテ」に宝飾品の保有状況や種類などを記入し、会員登録する。次に店側は、ニーズを聞いた上で、保有ジュエリー価値の査定や運用方法のアドバイスなどを行う。一般的に、0.5カラットの新品指輪は50万円以上する。客が保有品を売却し新たなリングを購入したい場合、店は買い取り相場や客の負担などを考慮し、「10万円程度でリフォームした方がお得」と薦める。
そもそも中古ジュエリーは宝石と金属からなるため、再加工したりデザインを一新したりすれば、新品同様に再生できる。