相次ぐ通信障害で山田隆持社長らを処分したNTTドコモ。約60機種ものスマートフォン(高機能携帯電話)を販売する物量作戦で販売を伸ばしたが、その裏でネットワーク基盤は悲鳴を上げていた。27日夜には東北4県でも新たな障害が発覚。激しい販売競争の一方、インフラ整備が綱渡りなのは他社も同様で、スマホ時代の危うさが続いている。(芳賀由明)
「ぜひ信頼を取り戻したい」。山田隆持社長は、27日の記者会見でこう語った。
スマホ市場拡大はドコモには追い風だった。昨年12月の携帯電話契約の純増数(契約数から解約数を引いた数)は約43万件と21カ月ぶりの首位。だが、せっかくの「信頼」も崩れた。