【ワシントン=柿内公輔】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は27日、インターネット交流サイト最大手の米フェイスブックが、2月1日にも株式の新規公開を米証券取引委員会(SEC)に申請する見通しだと報じた。新規株式公開(IPO)ラッシュのIT業界でも超大型上場となるのは確実で、低迷する市場の活性化への期待も広がる。
フェイスブックの上場計画は米メディアが昨年から報じており、上場で100億ドル(約7700億円)規模を調達する見通しだ。
米IT業界では、昨年6月にインターネットラジオのパンドラ・メディアが、同11月にクーポン購入共同サイトのグルーポンが相次いで株式を公開している。
ただ、グルーポンの上場直後の時価総額は約165億ドル。フェイスブックは750億~1千億ドルに膨らむとみられ、けた違いの大型上場になる。米ファストフード大手マクドナルドや、日本企業ではNTTドコモに匹敵する規模だ。
2006年に創業したフェイスブックは、世界で利用者が8億人を超え、数ある交流サイトで規模は最も大きい。27歳のザッカーバーグCEOは、昨年10月に死去したアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏に続く「ポスト・ジョブズ世代」の筆頭と目されている。
同社の上場は、個人投資家を含むマネーを市場に呼び込み、低迷する米経済の活性化につながると期待する声もある。
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【用語解説】フェイスブック 特定の趣味や関心などを持つユーザー同士で情報交換ができるインターネット交流サイトの一つ。ユーザー登録は実名が原則。昨年1月、創業者マーク・ザッカーバーグ氏の半生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」が日本でも公開された。