生保・銀行 窓販に転機 一時払い終身保険好調も販売抑制 (1/4ページ)

2012.2.21 05:00

窓口販売に力を入れる大手行。一時払い終身保険が好調だったが…

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 銀行窓口での保険販売が転機を迎えている。欧州危機などに伴う円高や株価下落を受けて投資信託の販売減が続く一方、銀行の定期預金よりも高い利回りの「一時払い終身保険」に人気が集中、銀行窓販の“主役”に躍り出た。ただ、低金利で運用環境の悪化が続く中、終身保険商品を提供する生命保険会社が契約者に約束する利回り(予定利率)が保証できないとみて、予定利率を引き下げたり、解約リスクに備え販売抑制や停止に踏み切っており、今後、減速は確実だ。銀行側の販売手数料の大幅減は避けられず、銀行、生保ともに窓販戦略の見直しを迫られている。

 投信に代わる武器

 「銀行の定期預金よりもお得で、万が一の備えも万全。相続対策としても利用できます」

 こんなうたい文句の一時払い終身保険は、契約時に数百万円の保険料を一括で支払い、死亡時に利回りを加味した保険金を受け取る貯蓄型商品。10年後などに解約すれば銀行の定期預金よりも高い利回りが得られ、生涯の死亡保障も確保できる。生命保険金を相続で受け取れば、法定相続人1人当たり500万円までの非課税枠が設けられるとあって、富裕層や退職金の運用を考える高齢者層を中心に好調な販売が続いている。

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