ヤナセが情報発信部署 ネット活用し若手顧客掘り起こし

2012.3.14 05:00

企業の注目ニュース

 輸入車販売大手のヤナセ(東京都港区)は13日、インターネットを活用した顧客への情報提供体制やマーケティング活動を強化する方針を明らかにした。情報発信戦略を統括する専門部署の「CRM部(仮称)」を4月をめどに本社に設置。電子メールやインターネットの交流サイト(SNS)などを活用し、若年層など新規顧客の掘り起こしにつなげる。

 具体的には、電子メールにとどまらず、双方向にやり取りできるSNSを使って新車関連のイベント情報などを発信。ネットに慣れ親しんだ30~40代をターゲットに、ヤナセブランドの浸透を目指す。

 同社は独メルセデス・ベンツやアウディなど高級輸入車が主力のため、50代以上が顧客の大半を占める。

 ただ海外メーカーも近年、環境性能を重視した中・小型車の品ぞろえを拡充しており、「新しい車種に合った顧客層の開拓や売り方」(井出健義社長)が課題となっている。

 これまで本社が情報誌やメールマガジンなどを発行してきたが、担当部署が分散していることもあり、情報を一元的に発信することが難しかった。

 このため、これまでの販売店ごとの情報発信に加え、専門部署を中心に全社横断的な情報戦略を展開することにした。