東芝とマイクロンが入札へ エルピーダ争奪戦激化

2012.3.31 05:00

 会社更生手続き中の半導体大手エルピーダメモリの支援企業を決める入札に、東芝と米半導体大手マイクロン・テクノロジーがそれぞれ参加する方針を固めたことが30日、分かった。4月末にかけて第1次、第2次入札があり、5月に支援企業候補を絞り込む予定。最終的に5社以上が応札するとみられる。

 韓国の通信大手、SKテレコム傘下のハイニックス半導体は30日、第1次入札に参加の意向を表明した。エルピーダ争奪戦が激化する可能性が出てきた。

 エルピーダは、パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)などに使う半導体メモリーのDRAMの国内唯一のメーカー。支援企業選定で「日の丸半導体」路線が維持されるかどうかが焦点だ。

 東芝はスマートフォンなどに使われる「NAND型フラッシュメモリー」に強いが、DRAMから2002年に撤退。競争力向上のため事実上の再参入を目指す。ハイニックスはDRAMで世界2位。マイクロンはエルピーダの技術獲得を目指し、経営破綻前から資本・業務提携交渉を進めていた。入札には他に半導体最大手の米インテル、台湾プラスチックグループなどの参加が有力視されている。


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