関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは3日、就航初月となる3月の運航状況(速報値)を発表した。関空-新千歳、福岡、長崎3路線の平均搭乗率は83%、利用者数は約6万7千人だった。
出発の遅延が15分未満の定時運航率は86%。平均搭乗率は乗務員の操作ミスが原因で28~30日に欠航した13便を0%として計算しており、実質的な搭乗率は83%を上回ったとみられる。
同社は4月1日に関空-鹿児島線を開設し、4路線で1日計11往復を運航中。5月8日には初の国際線となるソウル(仁川)線を飛ばす。