京セラは5日、インドで自動車部品の加工などに用いる産業用切削工具の工場を設立すると発表した。現地企業と合弁会社を6月に立ち上げ、来年6月から稼働する予定。京セラがインドに製造拠点を設置するのは初めて。5年間で20億~30億円を投資し、売上高を現在の約3・5倍となる70億円まで引き上げることを目指す。
工場はインド東部のジャールカンド州に建設予定で、延べ床面積は7千平方メートル。インドでは自動車産業や一般産業機械の市場が拡大しており、特に自動車メーカーではコスト低減のため、部品の現地調達を強化している。このため、同国の切削工具市場は今後、年平均10%程度で拡大すると見込まれている。