<<株主からの質問はまだまだ続く>>
男性株主「オリンパスが適正に事業を進めるにはウッドフォード氏が就任する方がいいと思います。日本人は農耕民族です。狩猟民族と農耕民族は考え方が違うので、狩猟民族のウッドフォード氏に残ってほしい」
高山社長「この件につきましては、先ほどの動議に含まれているので、ご意見として承らせていただきます。質問は残り3問ですが、次の方お願いします」
男性株主「やっと指名されました。質問の前にお願いです。株主総会の運営に関してだが、壇上に座っている方が、誰なのか分からない。ネームプレートがない。私は昨年、16の株主総会に出て、今年も2つ出た。合計19の株主総会に出ているが、ネームプレートを出していないところはありませんよ!それが会社の姿勢ですよ。株主とどう関わるか考えれば、壇上に座る方が、誰か分からないのはありえないことだ。19の株主総会の中でネームプレートが小さかったところが(経営破綻した半導体大手の)エルピーダメモリです。ですから、そうしたところが会社の方針とか基本的な姿勢として、株主の方に伝わると思う。簡単なことなので、6月の株主総会からはネームプレートを出すべきだ。質問は2点あります。まず、コンプライアンスの強化とか、コーポレートガバナンスの強化とかの話がいろいろ出ていた。もっともなことだが、本当にそれが成されているか、社会的な目線かどうか疑問だ。西垣さんが執行役員で残ることも疑問。日経の4月17日付で掲載されている。世間からは、何だ、オリンパスはこんなことをやっているのかと見られる。また朝日新聞の4月2日付にオリンパスの新財務本部長も粉飾関与という記事があったが、この方を4月1日から昇格させるというのはいかがなものか」