NTTドコモの株主総会が19日開かれ、その後の取締役会で相談役に退いた山田隆持前社長が、株主から米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の販売を求められ、「現状の環境では厳しい」と述べ、改めて導入が困難との認識を示した。
山田氏は「今年度のスマホの販売計画1300万台の半分以上、アイフォーンを売ってくれと(米アップルに)言われる可能性が高い」と述べる一方、「いろんなスマホのラインアップの一つとしてアイフォーンを入れて良いよと言われれば、入れたいと考えている」と述べ、今後の導入に含みを持たせた。