《拍手が起こる》
平井社長「今までのソニーグループの経営にあたってきた中鉢さん、ストリンガーさんは幅広いエンターテインメントや技術ノウハウ、業界とのコンタクトを持つ。今後は執行グループの監督にあたるという立場から監督にあたっていただける。さまざまな場面で執行のアドバイス、サポートをいただきたいということで、2人に就任をお願いしたことになった。以上、回答申し上げた」
《拍手が起こる》
別の男性株主「今後の事業展開について質問する。ソニーは近々、オリンパスに500億円規模の出資すると言われている。来期以降の事業展開の中では医療機器をメーンにするといったが、先ほどの計画の中でも事業規模は1000億円。1000億円ではメーンにならない。オリンパスは内視鏡で世界シェア7割占めるが、医療機器はフルラインアップではない。オリンパスの内情を見ると、血液分析とかプリンターとか、医療機器に関する各種事業を売却処分している。世界シェアが大きいのは内視鏡、顕微鏡。ソニーがこれから医療機器に打ってでる際、最初の提携相手として小さく感じる」