高速道路各社、サービス強化に躍起 PA整備などでGS撤退の減収カバー (1/2ページ)

2012.6.30 05:00

 高速道路各社が、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の休憩所施設のサービスを強化している。首都高速が高速道路を降りずに公園を散策できるPA整備に乗り出したほか、東日本、中日本などが地域の特産品販売の拡充や有名テナントの導入に取り組むなど、利便性を競っている。休憩所施設の主要な収入源であるガソリンスタンド(GS)の数は経営難などで民営化前に比べて5%減っており、各社ともサービス収益の向上に懸命だ。

 高速各社は、地域産品や地元食材の提供に力を入れる。東日本は、7月21日に館山自動車道市原SA、同月24日に東北自動車道菅生PAの休憩所施設を改装オープン。地域との連携を目指し、地元特産の野菜や海産物を販売するなど「地域のショーウインドー化」を進める。「従来のSA、PAのイメージを一新し、『道ナカ』といわれるようになった」(同社)と話す。

 中日本も4月に一部開通した新東名高速道路で、新しいという意味の「NEO」にSA、PAを組み合わせた名称の休憩所施設「ネオパーサ」で、地元の人気飲食店を積極的に採用した。中日本は「これまで『通過点』だったSA・PAを『目的地』に変えたい」と意気込む。 西日本でも今年3月から、新ブランド「モテナス」の6店舗が開業し、地域の情報提供を充実させる。本州四国も3月から、瀬戸中央自動車道与島PA(香川県)で名物さぬきうどんのセルフ店舗を展開している。

「民間のノウハウが生かせる」休憩所施設の収益強化

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