【クルマ人】「ワゴンR」絶対売れる自信 新技術と定番デザインの融合 (2/4ページ)

2012.10.7 07:00

スズキ・新型「ワゴンR」

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 --低燃費化のための新技術とは

 「軽自動車初となる3つの技術で、エネチャージ、エコクールに新アイドリングストップだ。エネチャージは、以前から減速時に発電しようというアイデアはあったが、今回はより一歩前に進めた。リチウムイオン電池を採用したのは、減速時間は長くても10秒程度でたくさん充電しようとするために高効率なのと、軽自動車の限られたエンジンルーム内でもレイアウトできるから」

 「アイドリングストップは今回が3世代目。1世代目は停車してからエンジンが止まるものだった。2代目で時速9キロからの減速時に止まり、今回は13キロからの減速で止まるようになった」

 --軽量化にも注力した

 「さらなる燃費向上のために70キロの軽量化を実現した。まず、構造の簡素化と見直しを進めた。一番の簡単なのは鉄を変えること。高張力鋼板(ハイテン)の使用比率を38%から41%に高め、今までハイテンを使っていなかったリアドアなどにも採用した。材料費は高くなるが、使用する鉄板の量が少なくなるから結果的に得になる。コストを上げずに軽量化したのが最大のポイントだ」

「正直なところ、半年、1年先の技術だったが…」

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