東京株式市場で20日、カプコンの株価が大きく下げている。一時、前日終値比15%を超える下げ幅となる1250円まで下げ、年初来安値を更新した。前日発表した、ベストセラーソフト「モンスターハンター」の次回作の発売時期延期とそれにともなう業績下方修正を受けて、大きく売られている。
午前9時40分ごろには1300円台を回復したが、それでも1476円あった前日終値からの下げ幅は10%を超える。10%超の値下がりは同社だけで、20日の東証1部の値下がり率トップを走っている。
カプコンの19日の発表によると、“モンハン”シリーズの次回作となるニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター4」は来年3月発売予定で、今3月期の売上高と利益に大きく貢献するはずだった。