メガソーラー事業で共同出資会社設立 コスモ石油と昭和シェル石油

2013.1.17 05:00

 コスモ石油と昭和シェル石油は16日、大規模太陽光発電事業(メガソーラー)の共同出資会社を1月中に設立すると発表した。コスモ石油の油槽所跡地など両社が保有する8カ所の遊休地に、計約2万6000キロワットの発電設備を建設する。今春に一部着工、年末の商業運転開始を目指す。コスモ石油がメガソーラー事業を手がけるのは初めて。

 新会社の「CSDソーラー(仮称)」には両社が35%ずつ出資し、残る30%を引き受ける日本政策投資銀行が資金調達などで協力する予定。本社の所在地などは今後詰める。設備には、昭和シェルの子会社で太陽電池を製造するソーラーフロンティアの製品を組み込む。

 コスモと昭和シェルが共有する扇島石油基地(横浜市)が廃止され、跡地利用の検討過程で新会社の設立が決まった。そのほかの事業用地は、茨城県日立市や大分市の油槽所跡地など全てコスモ石油が保有する遊休地を充てる計画という。

 2012年7月に再生可能エネルギー固定価格買い取り制度が始まったことを受け、メガソーラー事業には遊休地を利用する異業種の参入が相次いでいるが、昭和シェルは「自らの売電事業などにも注力する」として、今後も提携先の拡大を図る考えだ。

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