大学発ベンチャーのナノエッグが発売した初のヘアケア製品「マリアンナプラス煌髪(キラリ)」。左からカラートリートメント、シャンプー、トリートメント【拡大】
聖マリアンナ医科大学発ベンチャーのナノエッグ(川崎市宮前区)は、養毛と白髪ケアを兼ね備えたカラートリートメントなど3製品「マリアンナプラス 煌髪(キラリ)」シリーズを発売した。自社開発の毛髪浸透促進剤「ヘアケアキューブ」を配合し、染料や育毛成分などを毛髪の芯部まで届けるという。同社初のヘアケア製品群で、発売初年度はシリーズ合計1億円の売り上げを目指す。
既存の毛染め剤は化学処理で髪に染料を入れる。このため、髪そのものが弱まり、髪のぱさつきなどが起こっていた。
ヘアケアキューブはジェル状の素材で、毛髪表面を覆うキューティクルを傷つけず、目的の物質を毛の内部へ浸透させる機能を持つ。
育毛や発毛に関する研究を進める中で、「有効成分を髪へ確実に届けるには、頭皮の毛根から入れるよりも毛髪経由の方が効率がいい」(同社)と、自社開発した。
実験では、ヘアケアキューブを5%入れた水溶液は、未配合液と比べ2.5倍の浸透力を確認した。
カラートリートメントは養毛しながら染色できる製品を目指し、養毛・育毛成分として知られる物質を複数入れた。研究結果を基に、他社製品では養毛成分として未配合の物質も加えた。
使い方は洗髪前の乾いた髪に素手で塗って10分放置後、通常の洗髪を行う。3~5回の使用でメッシュのような仕上がりになる。
白髪を気にし始めた30代後半から40代がターゲットで、カラートリートメント(2色、3150円)のほか、養毛・育毛成分を加えたシャンプー(1890円)とトリートメント(1890円)も展開。シリーズ合計で初年度3万6000本の販売を目標に掲げる。自社サイトでのインターネット通販をメーンとするが、今後はドラッグストアなどとの提携も検討したいとしている。