【クルマ人】スズキ「スペーシア」車名変更の狙いは? 競合相手に妥協なし! (1/6ページ)

2013.3.10 08:00

  • スズキの軽自動車「スペーシア」

 スズキは新型の軽自動車「スペーシア」を15日発売する。主力の背高ワゴン「パレット」の後継車種として、子育て世代の家族を主なターゲットに据えた。今回の狙いやコンセプトを熊谷義彦チーフエンジニアに聞いた。

 --主力の軽「パレット」の後継機種。特徴は。

 「クラストップの室内長。まずは広いことを強調したい。あとは、90キロの軽量化。ボディー、内装、外装、エンジン、足回りなど車のありとあらゆるものを見直し車両重量は840キロに。(1・7メートル以上の)ハイト(背高)ワゴン型として最軽量になった。ガソリン1リットル当たりの燃費も29キロになった」

 「いずれも軽ハイトワゴンでトップ。(減速時やブレーキをかけた際に発生するエネルギーを、ヘッドライトやオーディオなど活用し、燃費向上につなげる)スズキグリーンテクノロジーと呼ぶ『ワゴンR』の技術を応用した。ターボ車でもクラストップ。また、これらの燃費あげたことで、エコカー減税100%にもつながった。高水準の走行性能と安全性能。車の基本性能をしっかり磨くことを念頭に開発した。一般的に、走る、曲がる、止まる技術がクルマの基本といわれるが、特に『曲がる』に力を入れた。車両全体の軽量化と低いフロアによる低重心にも気を配った」

広い視界を確保したので安心して運転できるようになったと思う

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