地震保険、平均15.5%上げ 損保各社、金融庁に届け出

2013.3.27 07:00

 損害保険各社で構成する損害保険料率算出機構は26日、家庭向け地震保険の基準料率について、全国平均で15.5%引き上げる内容の改定を金融庁に届け出たと発表した。東日本大震災が起きて以降、地震保険の保険料率の改定は初めて。金融庁の審査後、損保各社の準備期間を経て、2014年7月をめどに、新たな保険料に反映される見通し。

 震災を踏まえ、将来の地震発生による被害のリスクが増したと判断。リスクに見合った料率に見直し、地震保険制度の安定運営を目指す。

 地震保険は官民共同で運営する制度だが、震災では地震保険による保険金支払いが1兆2000億円を超え、将来の支払いに備える準備金が減少している。

 料率改定に合わせて、免震構造の建物や耐震性能の高い建物の割引率を拡大する。

 また、都道府県を地震の危険度に応じて分けている区分の数も、料率引き上げで保険料の格差が広がる恐れがあるため、現行の4区分を3区分に減らす。

 一方、今回の料率引き上げには、太平洋側に延びる南海トラフで巨大地震が起きた場合の被害想定は織り込まれていない。

 このため政府と損保業界は、南海トラフの被害想定を検証した上で、15年度以降に再び値上げすることを検討する。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!