ホンダは22日、排気量110~125ccのスクーター、小型バイク5車種を6月14日から順次発売すると発表した。
スポーツモデル「CBR125R」、スーパーカブのアウトドア版「クロスカブ」、個性的なデザインのスクーター「ズーマーX」などで、躍動感や斬新さを表現した。価格は27万900~39万9000円。
同日会見したホンダモーターサイクルジャパンの井内正晴社長は「(125ccクラスは)通勤、通学やビジネスが中心でスポーツモデルがなかった。若い人に楽しんでもらいたい」と新モデル投入の狙いを説明した。
今回発売する5車種は原付2種と呼ばれ、二輪車全体の販売台数が低迷する中で販売を伸ばしている。国内市場規模は約9万台。ホンダは一気に5車種投入することで拡販を狙う。
また、二輪車の2013年度販売計画を前年度比170万台増の1730万台としたことも明らかにした。
主力の東南アジア市場に加え、アフリカなどでも販売を伸ばしていく計画という。