日本生命保険は19日、男性社員の育児休業取得率を今年度中に100%にする方針を明らかにした。前年度の育休取得率は約1%だったが、他社に先駆けて男性社員の“イクメン化”を促進する。社員の約9割が女性という日生だけに、女性の働きやすい職場づくりのモデルを目指すのが狙いだ。
取得率100%に向けて、今年度の育休取得が必要な男性社員は現時点で約200人。制度的には育休は最長2年半だが、実現性の高い1週間からの取得を促す。
具体的には所属長が人事部からのリストをもとに対象者に取得を呼びかける。対象となる男性社員は所属長と取得計画を決めて人事部に提出。育休中の過ごし方や経験談を報告してもらい、社内投票を通して共感度の高かったコンテストを企画するなど、全社的に意識改革を進める。
日生は、男性社員向け小冊子「イクメンハンドブック」を発行するなど、男性の育児参加をサポートする取り組みを展開している。広報担当者は「男性の育休取得は難しいとされるが、会社として後押しすることで推進していきたい」と話している。