“格安ツアーバス”撤退相次ぐ 規制強化でコスト増、LCCと競争激化も (3/3ページ)

2013.6.24 11:10

関越道バス事故。現場から運び出される車両。=2012年4月29日、群馬県藤岡市(桐原正道撮影)

関越道バス事故。現場から運び出される車両。=2012年4月29日、群馬県藤岡市(桐原正道撮影)【拡大】

 5月末時点で許可を取得する事業者は57社、運行を請け負う事業者も54社にとどまる。残りの多くの事業者は今後、団体旅行といった貸し切りバス事業などにシフトしていくとみられる。

 値上げするしか…

 一方、運行を継続する事業者も戦略の見直しを迫られている。エムケイ観光バス(京都市)は「8月以降は値上げせざるを得ない」と説明。最大手のウィラーアライアンス(東京都)は近く新たな料金体系などを公表する予定だ。

 国交省幹部は「高速バスの安全運行は大前提だ。コスト増は事業者も利用者も理解してくれると思う」と説明している。

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