ドコモ参戦でiPhone戦略探り合い 先行2社、セット割などで守り固める (3/5ページ)

2013.9.12 08:00

国内携帯大手3社のiPhone販売戦略

国内携帯大手3社のiPhone販売戦略【拡大】

 ソフトバンクは割引期間(KDDIは2年間)や月間データ通信量7ギガバイトという制限がないアイフォーン用パケット料金の割安感を前面に押し出してドコモに対抗したい考えだ。MNPの獲得合戦も激化が予想されることから、MNP利用者向けキャッシュバックキャンペーンを積み増す可能性もある。

 KDDIは固定通信と携帯のセット割引「スマートバリュー」を強化しそうだ。グループ一体営業が禁止されているドコモでは提供できないサービスで、KDDIの最大の強みとなる。CATV各社など販路拡大やメニューの拡充もありそうだ。

 新型価格は不透明

 ソフトバンク、KDDIともアイフォーン利用者を囲い込むため、新モデルへの変更を条件に旧モデルを買い取る下取り制度を実施している。アイフォーン4S(記憶容量64ギガバイト)の下取り価格は、両社とも1万8000円だが、上積みしてMNPによる転入者の再転出を防ぎたい考えだ。

「他社の動向にもよるが、5sの価格設定は難しい」(ソフトバンク幹部)

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