ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は19日、米国などで11月に先行発売する家庭用の新型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」について、全世界で2013年度中に500万台を販売する目標を設定したことを明らかにした。同社のアンドリュー・ハウス社長が「東京ゲームショウ2013」の基調講演で話した。
PS4はPS3の後継機で、約7年ぶりの刷新となる。コントローラーに交流機能専用の「シェアボタン」を搭載し、自分のプレーを友人に配信することなどができる。国内では欧米より遅れて来年2月22日に4万1979円で発売する。
講演の中で、ハウス社長はPS4について「ゲーム以外のコンテンツも充実させ、家族で楽しめるゲームを提供することが家庭用ゲーム機市場の発展につながる」と述べ、新たなユーザーを取り込んでいきたいとの考えを強調した。
同社はゲームショウのSCEブースで、PS4を国内で初めて一般展示。カプコンの「ディープダウン」など、15本の新作ゲームの試遊ができるようにし、ゲームファンに披露した。