日本の技術は漫画発
日本で、魅力的な小道具がたくさん出てくるお話といえば漫画「ドラえもん」だ。しかし「タケコプター」を想起させるような技術はまだ出てきていない。
ただ、手塚治虫の「鉄腕アトム」は、日本が世界に誇るロボット技術開発の原点となっている。ロボットを「主人公」に未来を描いた漫画やアニメはほかにもたくさんあり、そこで当たり前のように描かれている「自動車の自動運転」などの技術開発は、日本が世界をリードしている。
SF映画や漫画に導かれるかのように研究開発が進む米国と日本。こうした傾向は、他のアジア諸国や欧州各国ではあまり見られない。しかし、いまや映像作品は、インターネットを通じて世界中に瞬く間に広がる。
日米のギーク、理系オタクはうかうかできない?(粂博之)