ドコモ「スマートライフ」実現へ 第1弾「d fashion」30日スタート

2013.10.24 19:01

 「お客さまのスマートライフのパートナーになりたい」-。NTTドコモの加藤薫社長は先日行われた冬春モデルの新機種発表会で「スマートライフ」をキーワードに挙げ、実現に向けた構想を語った。新型iPhoneを発売し、アンドロイド端末の新機種もお披露目され製品が出揃ったドコモがサービスのさらなる強化に乗り出した。

 ドコモが目指す「スマートライフ」について加藤社長は、「お客さま自身や家族、社会全体に日々幸せを感じてもらうこと」と説明。「大切な人とつながりたい、毎日楽しくなるコンテンツがほしい、健康な日々を送りたいといった思いに応えたい」とし、「ネットワークや研究開発、ドコモショップ、スマートフォンといった基盤の上に、さまざまなサービスを通じて一人一人の幸せを実現する。そんなパートナーでありたい」と強調した。

 ドコモは「スマートライフ」を実現させるため、スマホ向けコンテンツ配信サービス「dマーケット」のさらなる拡充として「d fashion」「dトラベル」「dキッズ」の3つのサービスを追加する。2011年11月にサービスを開始したdマーケットは、ビデオ、音楽、電子書籍、ゲームなどを中心にコンテンツを拡大。取扱高は2013年度上期で270億円に達している。

 新規ストア第1弾として、ファッション通販サイト「d fashion」が10月30日よりスタート。「おしゃれを、もっとカンタンに。」をコンセプトに、ファッション通販サービスを手掛けるマガシークと共同で運営し、セレクトショップを中心に、約450ブランド、約4万点の洋服やアクセサリー、小物を取り揃える。有名スタイリストによるコーディネート提案のコンテンツも用意されるという。

 11月29日には、スマホやタブレットを使って、ぬりえ、絵本、図鑑などを安心して楽しみながら学ぶことができる「dキッズ」(月額390円)がサービス開始。子育て家族向けの知育サービスとなっている。旅行会社「JTB」との業務提携により提供される「dトラベル」は、JTBが蓄積したノウハウや約1万1000軒の宿泊施設に加え、3万4000件の観光スポット、グルメ情報などをパッケージにした旅行プランを提案するサービスで、12月17日から提供を開始する。

 サービスの拡大を図る一方、ドコモは「スマートライフ」を支える根幹となる高速データ通信LTE「Xi(クロッシィ)」のネットワーク強化も進めている。従来の800MHz(メガヘルツ)、1.5GHz(ギガヘルツ)、2.0GHz帯の3つの周波数に9月からは1.7GHz帯を加えた4つの周波数帯で運用を開始し、より速さと快適さを強化している。1.7GHz帯を利用して提供する受信速度最大150Mbpsは世界最速で、冬春モデルのスマホ、タブレット12機種が対応している。

 新機種発表会では、災害や遭難の際に電池の消耗を大幅に抑える「緊急時長持ちモード」という日本オリジナルの機能を備えたスマホ「GALAXY J SC-02F」が登場した。東日本大震災を教訓に、韓国サムスン電子がドコモ専用機種として日本市場向けに開発。安全・安心な「スマートライフ」の実現に安定したライフラインの提供は欠かせない。加藤社長は「あらゆる場所で平時でも災害時でもつなぐ技術、つなぐ努力でお客さまの期待に応えていきたい」と力を込める。

 さらにドコモは「新たなチャレンジ」として、「docomo ID」を取得すれば他社の端末を使っているユーザーでもドコモサービスが利用できるようになる「キャリアフリー化」を進めるという。「もっと便利に、もっと多くのお客さまにサービスを楽しんでほしい」と、加藤社長はキャリアやデバイスの壁を超えたサービス展開にも意欲を見せる。

 ドコモは今後、キャリアやデバイスだけでなくネットワークやOSフリーにも取り組むという。dマーケットもさらなるサービスが追加されるとみられ、「スマートライフ」の実現に向け、利用者の拡大を目指すドコモの今後の動向が注目される。

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