準天頂衛星「みちびき」活用 精度1メートル以内のGPS実証実験開始

2013.10.26 21:54

 内閣府所管の財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)とソフトバンクグループは26日、鹿児島県種子島で、日本のほぼ真上を通る準天頂衛星「みちびき」による高精度な衛星利用測位システム(GPS)の大規模実証実験を開始した。精度は1メートル以内で、高さもわかる。実験の成果は観光関連ビジネスのほか、災害時の行動把握・情報伝達に活用する。

 みちびきを活用したGPSは真上から信号を受けるため、山岳やビルの影響などで誤差の出やすい従来のGPSに比べ飛躍的に精度が高まる。政府は平成22年9月に打ち上げた初号機に続き、31年までに追加で3機を打ち上げる計画で、計4機で24時間運用される。

 今回の実験は宇宙航空研究開発機構(JAXA)、県内自治体、ソニーや日立製作所なども協力。種子島全域で11月4日まで3回に分けて島内外の約300人が参加して行われる。

 26日は小学生以上の約80人が参加。位置情報を得る小型受信機とスマートフォン(高機能携帯電話)を携帯し、島内の観光スポットを巡った。博物館など屋内でも何階にいるかなど高さを含めた正確な位置を把握し、特定の場所に近づくとスマホの画面にキャラクターなどが登場して詳しい解説を視聴できる。埼玉県から来た大学生(20)は「スマホでアニメが見られて楽しかった」と話した。

 実験の成果をもとに、政府は高精度の位置情報を活用したサービスをアジアにも売り込む考えだ。

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