日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は26日、初の国産そりとして東京都大田区の町工場が中心となって開発した「下町ボブスレー」のソチ五輪での使用を断念したと発表した。
これを受け、大田区産業振興協会は2018年の平昌五輪を目標に切り替えると発表した。
プロジェクト推進委員会の細貝淳一委員長は「連盟の決定を受け入れざるを得ない」と悔しさを隠せない様子。同協会の小杉聡史氏も「ぎりぎりまで最善のものを目指していたのに」と開発陣を思いやった。
今秋に完成した男子2人乗り用2号機は10月下旬のテスト滑走で改良すべき点が多数見つかった。