【挑む】キャブ・苦田高志社長 ホテルのサイト制作 「現地主義」を徹底 (1/2ページ)

2013.12.20 05:00

 訪日外国人観光客の年間1000万人突破や2020年東京五輪の開催が決定するなど、ホテル市場を取り巻く環境は確実に上向きつつある。キャブは、宿泊客を獲得する上で重要な役割を果たす、ホテルのウェブサイトを制作する会社。苦田高志社長は「業績は順調に右肩上がりで推移しており、今期の売り上げは初の1億円台に乗る見通し。これから数年が勝負」と語る。

 --今やホテルにとって、ウェブサイトは不可欠な存在だ

 「宿泊客が予約する際には、ネットを回遊して口コミ評価や価格、サービスの情報を必ずチェックしており、いかに自社サイトで顧客を得られるかが鍵となる。ホテルの魅力をアピールし集客力を高めるには、サイトの維持更新を随時進めていくことが有効。当社では、レストランの従業員からドアマンに至るまで、各人の思いを伝えることに力を入れている。ただ、観光協会におんぶに抱っこのホテルは、サイトの重要性をなかなか理解できていない」

 --サービスの特徴は

 「他社はインターネットを通じて請け負うケースが一般的だが、当社は必ず現地に乗り込むことをモットーにしている。スタッフの話を聞き、街を歩き、観光協会を訪れることで、この街が何を売り出したいのかヒアリングしてからプレゼンテーションを行う。一連の作業に要する期間は1カ月半。いつも10社程度が競合するが、そこまで踏み込んでいるのは当社だけだ。現在は北海道から沖縄に至る60カ所のホテルで、サイト運営に携わっている」

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