携帯電話各社が10日発表した昨年12月期のMNP(モバイルナンバーポータビリティ)利用実績によると、MNP純増数は、KDDIが4万3300件の転入超過で27カ月連続のトップとなった。同社による2013年通年の累計MNP純増数は約96万件で、2年連続首位。
MNPとは、現在利用している電話番号のまま、ほかの携帯電話会社へ契約を切り替えられるサービス。2位のソフトバンクは9400件の転入超過、3位のドコモは5万1000件の転出超過だった。2013年通年では、ソフトバンクが約46万件の転入超過、NTTドコモは約143万件の転出超過となった。
一方、電気通信事業者協会(TCA)が発表したスマホやタブレット、携帯を含めた端末の純増数(新規契約数から解約を差し引いた数)は、ドコモが27万9100件でトップ。ソフトバンクは22万4300件、KDDIは22万2600件だった。