携帯電話事業者が１０日発表した２０１３年１２月の携帯電話・ＰＨＳ契約数によると、新規契約数から解約数を引いた純増数でＮＴＴドコモが２７万９１００件と、１１年１２月以来２４カ月ぶりの首位に立った。米アップルのスマートフォン（高機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の在庫不足が解消されたことに加え、アンドロイド搭載スマホの冬春モデルが出そろったことが契約数を押し上げた。
純増数はソフトバンクモバイルが２２万４３００件、ＫＤＤＩが２２万２６００件。３社とも１月中旬から、学生割引を始めるなど年度末商戦に向け販売競争はさらに激化しそうだ。
１３年の累計の純増数は、ソフトバンクモバイルが３４３万７７００件、ＫＤＤＩが２７９万９６００件、ドコモが１１９万３５００件だった。
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