残業禁止の“逆張り”発想 内装業界の慣習に挑むMACオフィス (1/5ページ)

2014.1.12 07:15

MACオフィスの本社で社員と打ち合わせする池野衛社長(中央)=大阪市中央区

MACオフィスの本社で社員と打ち合わせする池野衛社長(中央)=大阪市中央区【拡大】

 長時間労働は当たり前、一人前になるまで下積み10年はザラ…。こんな慣習が指摘されるオフィス内装の企画、設計、デザイン業界で、残業を減らして若手の離職を防ぐために新規ビジネスを創出する“逆張り”に取り組むベンチャー企業がある。大阪市中央区のMACオフィス(池野衛社長)は、午後8時以降の残業を原則禁止に。残業が減っても仕事の質が落ちないよう、業務を効率化できるビジネスモデルを編み出した。その中身とは-。

 耐えた人間しか残らぬ

 「この業界には、5年、10年先をみて人を育てる風土がないのではないか」。池野社長の胸中にはこんな思いが渦巻く。

 オフィスビル内装の企画、設計の業界では、仕事の大小を問わず、案件ごとにゼロから創作することが多い。いわばフルオーダーで、デザイナーと呼ばれる職人の発想に基づく。いったんプロジェクトが納品されれば、知識は手掛けた個人の記憶に残るだけで、会社が共有する資産にならない。池野社長はこうした状態を「メニューのない創作料理」と表現する。

「長い下積みを耐え抜いた人間しか業界に残らない」

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