【ITビジネス最前線】ネット通販にビットコイン決済の波 (1/4ページ)

2014.1.21 05:00

ビットコインはクレジットカードに代わる決済手段に成長する可能性もある(ブルームバーグ)

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 ■顧客と直接取引 クレジットに代わる可能性も

 昨年のコラムでビットコインが主流になりつつあると説明してから数カ月がたち、その間にビットコインの価値は1000%近く上昇した。このコラムがテクノロジーではなく投資に関するものだったら、人生が変わった人がいたかもしれないが、投資のチャンスを逃した人も、まだこのスペースから目を離せそうにない。ビットコインが急速にEコマース(電子商取引)を変えているからだ。

 ◆数%の利益増見込む

 ビットコインの特徴は、人から人への直接取引が許されており、中央銀行や管理機関が存在しないところだ。ビットコイン取引は、ネットワーク全体によってその確からしさが認められている。これが、オンライン上で通常利用されている決済システムとの違いだ。

 例えば、クレジットカードにはインターチェンジ・フィーと呼ばれる手数料がある。加盟店契約会社が、ビザカードやマスターカードといったカード発行会社に対して全取引の数%を支払って、国際ブランドネットワークを利用する権利を得ている。各加盟店はそれ以上の処理手数料を支払っているから、顧客が1万円の商品を購入しても、店側が手に入れるのは多くても9700円に満たない。商店がクレジットカードを導入する際のネックになっているのが、このインターチェンジ・フィーだ。

 ビザやマスターは、カードを手にしている顧客が信用リスクを抱えておらず、今買おうとしている商品の代金を支払えることを確かめてくれる。それに加えて、国際ブランドカードを持っている人は大変多いため、より多くの人が利用することによってその価値が高まる「ネットワーク効果」もある。

 ネット上で商品を販売するオンライン商店と顧客の間に介在する中間業者が増えるにつれ、処理手数料はどんどん上乗せされていく。楽天市場で商品を売っている企業は、直接店舗を持って販売している商店や、自社で開業したネットストアで販売している企業よりも、多くの手数料を払わなければならない。

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