総務省は指針改正案に対する意見を30日から2月19日まで募ったうえで最終決定し、3月末までに改正する。
MVNOのコストの大半は回線接続料が占める。現在、利用者が支払う月額料金は1000円程度だが、接続料が半額になるとさらに引き下げ余地が生まれる。
MVNOは、携帯電話事業者の通信回線の一部を借りて独自サービスを展開する事業者。音声通話などを省き、電子メールや動画配信、ゲームなどデータ通信サービスを提供する会社が多い。
利用者は自分で購入したスマホに割安サービス会社が配る契約者情報などを記録した携帯電話用ICカード「SIMカード」を挿入して使う。