予想外…グーグル無料バスに“規制策” 停留所に停車するごとに1ドル徴収 (2/5ページ)

2014.2.2 12:02

目抜き通りを走るサンフランシスコ名物のケーブルカー=2012年12月

目抜き通りを走るサンフランシスコ名物のケーブルカー=2012年12月【拡大】

  • 社員用の無料シャトルバスが地元、サンフランシスコ市で批判を浴びたグーグルが、新たに試験運行を始めた社員の通勤用の無料フェリー(双胴船)「トライアンファント(意気揚々)号」
  • サンフランシスコの目抜き通りには、ユニクロやH&Mなどファストファッションの路面店が立ち並ぶ=2012年12月
  • サンフランシスコといえば、ゴールデンゲートブリッジ

 現在、こうした無料バスを走らせているIT系企業は数十社あり、これで通勤する社員は1日計約4万5000人、停車するバス停は数千カ所にもなるといいます。そのため徴収額は1社あたり年8万ドル~10万ドル(約800万円~1000万円)、総額では約150万ドル(約1億5000万円)に達すると見込まれています。

 市の交通局では、こうした無料バスが朝夕の通勤・帰宅ラッシュ時に市バスの運行を妨げ、自転車の利用者を危険にさらし、交通渋滞の原因になっていると判断し、この“規制策”に踏み切ったといいます。

 “規制策”の可決に先立ち市庁舎で開かれた公聴会には地域住民はもちろん、グーグルの社員を含むIT系社員、市の関係者ら計約100人が詰めかけ、うち50人が意見を述べました。

 サンフランシスコの市議会に相当する管理委員会のメンバーで、ノエバレーやグレンパークなどIT企業の社員が多く住む地域を管轄するスコット・ウェイナー氏(43)は「これらの無料バスは、それに依存し、日々働くわが市の多くの人々に貴重なサービスを提供している」と前置きし「こうした無料バスやIT企業の社員を非難しても、わが市の住宅事情は解決されない。われわれは、こうした無料バスを悪魔のようにみなすのを止める必要がある」と強調しました。

しかし、当然ながら地域住民からは厳しい声が出ました

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