予想外…グーグル無料バスに“規制策” 停留所に停車するごとに1ドル徴収 (3/5ページ)

2014.2.2 12:02

目抜き通りを走るサンフランシスコ名物のケーブルカー=2012年12月

目抜き通りを走るサンフランシスコ名物のケーブルカー=2012年12月【拡大】

  • 社員用の無料シャトルバスが地元、サンフランシスコ市で批判を浴びたグーグルが、新たに試験運行を始めた社員の通勤用の無料フェリー(双胴船)「トライアンファント(意気揚々)号」
  • サンフランシスコの目抜き通りには、ユニクロやH&Mなどファストファッションの路面店が立ち並ぶ=2012年12月
  • サンフランシスコといえば、ゴールデンゲートブリッジ

 また、2005年に中西部ミネソタ州からサンフランシスコ市に引っ越してきたグーグルの女性プログラム・マネジャー、クリスタル・ショルツさん(34)は、学資ローンの支払いに追われ、マイカーも持っていないため社の無料バスで通勤しているといった自身の現状を説明し「グーグルの社員がみんな億万長者ではないということを知ってほしい」と力説しました。

 しかし、当然ながら地域住民からは厳しい声が出ました。これまでサンフランシスコ市以外で生活したことがないという映画監督スティーブ・ゼルツァー氏(64)は「これは不慮の災難ではなく階級闘争だ。あなた方はこれらの企業による公共スペースの不法使用を許しているのだ」と憤慨。

 また、ロックファンにはコンサートホールでお馴染みの市内の有名観光地、フィルモアに住む女優アニー・ガウスさんは“規制案”自体には支持を表明しましたが、グーグルが過去何年にもわたって公共インフラをタダで使って得た恩恵に対する罰則の意味合いがあるのだから、手数料は(1ドルではなく)もっと高額にすべきだと主張。

 そして「これらの(IT系)企業は汚らわしい金持ち(filthy rich)です。われわれは彼らの冨を搾り取る必要があります」と厳しく非難しました。反グーグル派はこぞって、ガウスさんのように手数料の高額化を求めました。

 実際、今回の“規制策”について、1月24日付ロサンゼルス・タイムズ紙も社説で「率直に言って1停車1ドルの徴収というのは侵入者に対する懲罰と思われる」と明言しました。

一方、ボロクソに非難されているグーグルですが…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。