“ミニスカCA”スカイマークの仰天戦略は「下品」? 海外にも飛び火 (3/4ページ)

2014.2.10 11:25

期間・路線限定で登場するスカイマークの〝ミニスカCA〟。国内外で早くも話題沸騰となっている。

期間・路線限定で登場するスカイマークの〝ミニスカCA〟。国内外で早くも話題沸騰となっている。【拡大】

  • フランス南西部、トゥールーズのエアバス本社で昨年12月、4月から投入するエアバスA330のモデルを手にする西久保慎一社長(中央)と、〝ミニスカCA〟たち
  • スカイマークが昨年12月にフランスのエアバス本社で公開したエアバスA330の1号機。スカイマークの西久保慎一社長(右)と、エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長がゆったりした座席「グリーンシート」を披露した。
  • 慌ただしく折り返しフライトの準備に入るスカイマークの旅客機=茨城県小美玉市の茨城空港

 この“ミニスカ論争”は海外にも飛び火。中国では、「美しい」「札幌に行くときに使おう」などという賛成意見と、「すべては客集めのため」「こんな高いヒールで、仕事ができるのか」といった反対意見が噴出しているようだ。どちらにせよ、スカイマークが注目を集める結果になっているのは間違いない。

 国内外で議論が白熱するにつれて、マーケットでのスカイマークへの注目も高まっていったとみられる。昨年12月中旬は350円前後だったスカイマークの株価はじりじりと上昇し、今年1月10日には一時465円にまで達した。その後は落ち着いているが、ミニスカ登場時には再び上昇する可能性もある。

 生き残りへ“崖っぷち”のスカイマーク

 ミニスカの話題が先行している格好だが、肝心のA330はどうなのか。

 従来よりも座席間隔を約20センチほど広げ、フットレストも付けて快適性を向上させた「グリーンシート」を全席に採用。くつろぎを求めるビジネス客らがターゲットで、スカイマークの西久保社長は「この快適性で、従来と同程度の低価格に押さえた航空会社はほかにない」と強調する。

スカイマークの戦略が奏功するかは不透明

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