各社はさまざまな割引キャンペーンを実施しているが、MM総研取締役研究部長の横田英明氏は「パケット料金の負担がハードルになって、ガラケーからの買い替え需要が思うように進んでいない」と指摘する。
こうした事態の打開に向け、ソフトバンクモバイルは1月24日、スマホ向けに通話とパケット通信料金をセットで定額にする新料金プランを発表。ネット使用量などによって、最安で月額5980円から3段階で定額料金が選べるため、利用状況に見合わない割高な料金を敬遠する利用者の取り込みを狙う。
強者は2台持ちで節約!携帯LCCも登場
携帯電話でインターネットを使うユーザーにも、節約のためにガラケーを持つ人たちが増えているという。どういうことなのか?
木暮准教授によると、スマホを早期から使いこなすユーザーの中には、電話用にガラケー、それにプラスする形でデータ通信専用にスマホなどを持つ人も増えているそうだ。