新たな算定方法によると、携帯電話事業者の年間負担額は2011~13年度実績の平均560億円から大幅軽減し、14~16年度は平均446億円とする。NTTドコモなど4社が分担する。
一方、軽減係数が適用されない広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)事業者は86億円から122億円に増額。軽減係数がすでに適用されている放送事業者も51億円(実績)から62億円に増える。
携帯電話事業者はドコモのほかKDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの計4社が分担。例えば、ドコモは12年度に237億円を支払ったが13年度もほぼ同額の見通しで、横ばい状態が続いている。