“加齢臭”対策市場が活況 化粧品以外に日用品、衣料へも拡大

2014.3.15 22:51

 高齢化が進む中、中高年男性に多い加齢臭に対応した商品市場が活況だ。清潔への願望が高まるにつれて化粧品のほか、日用品や衣料分野にも拡大し、一大市場を築きつつある。

 “加齢臭市場”で先陣を切ったのが、化粧品最大手の資生堂。中年男性が発する臭いの原因物質「ノネナール」を約15年前に解明し、加齢臭と名付けた。臭いを抑えるシャンプーなどの商品を「ジョイフルガーデン」というブランドで販売している。

 ジョイフルガーデンの売り上げは好調で、平成25年度は前年度比約2割増で推移。先月には別のブランド「エージープラス」からも加齢臭を抑えるスプレーを発売した。

 一方、新たな臭いの原因物質に着目したのがマンダムだ。昨年、中年男性の頭部周辺で「ジアセチル」という成分が多く生成され、不快な臭いを発していることを初めて解明。「ミドル脂臭」と名付け、今年2月に同成分を抑制する「ルシードデオドラントシリーズ」を発売した。

 同社によると、男性用ボディーケア市場はこの5年で1・5倍に拡大。西村元延社長は「体臭が気になる中年男性は増えており、これに対応する商品が男性化粧品市場全体の活性化につながる」と意気込む。

 また、日用品でも加齢臭対応商品は広がっている。ライオンは昨年9月、加齢臭消臭成分を配合した洗剤「消臭ブルーダイヤ」を発売。エステーも先月、消臭芳香剤「消臭力 収納空間用〈リフレッシュハーブ〉」を発売した。両商品ともパッケージに加齢臭対応商品であることを大きく記載している。

 衣料分野では、紳士服大手のはるやま商事が今年1月、加齢臭を抑える下着「スマート消臭デオデザインアンダーウェア」を発売した。着るだけで加齢臭を約9割カットする素材「マキシフレッシュプラス」を開発し、スポーツ用下着などを販売するスポーツ用品大手のゴールドウインは、昨年、肌触りや耐久性を強化した新商品を開発。百貨店などに販路を広げている。(西村利也)

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